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自死遺族

今年も半分の6月、梅雨入り、時と季節は確実に過ぎ、やって来ます。

この時期は一年を通じて、亡くなる人も少なく、ゆっくりと過ぎて行く感じです。

近年の取り組みで多少減少しているみたいですけど、自殺によって命を断つ件数はまだまだ多いそうです。特に子供の自殺がテレビで報道されるたび、胸が痛みます。それだけ住みにくい、思いやりの欠けた社会なのかもしれません。自死によって家族を失う事は、残された者にとって、何故、どうして、疑問と後悔等等で心が押し潰されてしまう程の計り知れない悲しみがあると思います。

そんな遺族に寄り添うのに、NPO、仏教者が取り組んでいる所が全国にあるそうです。

高知市では、ひだまりの会、こもれびの会(子供を亡くした)が有ります。お寺での集まり、会は知る限り無い様です? きっと普段話でき無い様な事も、同じ境遇の人だと話せる事が沢山あるのでしょうね。

私も今までに何度かこの様なケースを担当しました。葬儀を無事に済ませる事はもちろん、後に無理の無い程度に伺い、話し相手になったり、手紙を書いたりと心がけています。